注目の新聞ビジネス関連記事 中小企業コンサル西口貴憲の視点
中小企業専門のコンサルタントとして活躍している 西口貴憲が 新聞記事をコンサルタントの視点から分析する
プロフィール

Author:西口貴憲
実践型中小企業診断士
銀行出身の31歳
中小企業診断士、社会保険労務士、行政書士、宅建、日商簿記2級、マンション管理士、管理業務主任者、中小企業組合士、プロフェッショナルCFO等の資格を保有。

本書きました。銀行へはこれを読んでから
融資の申し込みに行ってください。融資の申込みに
やり直しは絶対に利きませんよ!


「社長さんの常識は銀行さんの非常識」
自由国民社







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ipod=グローバリズム、AQUOS=ナショナリズム?

平成19年9月3日付日経新聞5面「選択はipodから亀山まで
 国際分業の隠された真実 西本幸一」


シャープは日本メーカーの一つの流れであるブラックボックス化に
積極的に取り組んでいる企業である。工場内の工員も向上の全容は
知らされておらず、動作一つに対しても常に監視を受けている。
徹底した情報漏えいの防止である。
部材に関しては共同開発を行い、液晶パネルからテレビまで
一貫生産できる垂直体制を構築している。


一方アップルは製品コンセプト・設計、マーケティングを手がける
だけで、製造工程のほとんどを外注している。まさに国際分業が
図られている。両者はまさに対極的だ。


ブラックボックス化というとなにやらナショナリズムの臭いがくすぶり
周辺諸国からの非難の的となる嫌いがある。
逆にアップルのような国際分業をとる企業は利益を国際分配する
企業として高い評価を受けそうだ。


しかし実態を見るとアップル及び米国内の流通業者で販売価格の
半分を取っている状態でとてもじゃないが各国に利益を
分配しているイメージは持てない。


思うに両者の製造戦略は単なる製品の質の違いによるものだと思う。
ipodは多くの模倣品が出ているように技術的に難しい製品ではない。
つまり製品技術自体の差別化が難しい。
多くの消費者はそのデザイン性やブランドイメージで購入している。
デザインブランド先行型である。


これに反しシャープの液晶技術は高度な域に達しており、
製品技術による差別化が十分になされている。
シャープがブランド価値をこれほどまでに高めることができたのは、
この技術によるところが大きい。
はたして液晶テレビが今日ほど普及する以前において、
メーカーとしてのシャープに今ほどのブランド力があったろうか。
シャープは技術先行型といえよう。
20070903231309.png


この違いが製造戦略の違いを生んでいるのであり、
国際問題を関連付けて語る問題ではないように思う


拍手クリック数によって今後の記述テーマを決めています


シリコンバレーの労賃はインドなみになる
http://d.hatena.ne.jp/essa/20070620/p1
日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/08/post_db4d.html
新帝国主義論―この繁栄はいつまで続くか
http://my.shadow-city.jp/?eid=455731
[毎日社説] 社説:終戦記念日 暮らしの安全保障が必要だ 「民の現実」を見つめよ


テーマ:ビジネスブログ - ジャンル:ビジネス


団塊世代はいつまでたっても会社を引きずる

平成19年8月9日付日経新聞31面「団塊世代、小物で輝く」
高級靴、時計、かばんなどが団塊世代の男性向けに販売が
好調だとのことだ。
面白いのは既に退職したり退職が近づいている男性が
こうした購買動向を示していることだ。


記事でも指摘しているが通常は会社から離れていく身であれば
こうしたビジネス関連アイテムの消費は鈍るはずである。
私のような30代や40代の男性が景気回復の中でちょっとした
高級ビジネスアイテムを買うなら、こうした話もわかる。

くどいようだが、彼らはそうした商品をもう使わなくなる人間なのだ。
長くても2,3年で退職してしまうのだから長く使える
高級品である必要はないだろう。


こうした購買行動の理由を記事は
『「会社を離れてもおしゃれをして、外出を楽しみたい」と
考える人が増えたことがあげられる』

(記事引用)
と結論付けているが、それだけでは当然あるまい。


私は、こうした団塊世代の男性が
お金をつぎ込む価値があり、かつ、ビジネスから
離れたアイテムを想起できないから
だと思う。
旅行、カジュアルウェア、その他に投じるべきお金を、
こうしたビジネスのにおいがするモノに投じている。

こうした団塊世代の男性は多いのではないかと思う。
この理論で行けばいろいろと応用が利きそうだ。
高級万年筆、高級ネクタイ、ワイシャツ、
はたまた絶対必要なさそうな高級名刺など。
どこかのデパートでぜひとも実験してもらいたい。


純国産RFフォトブランド「DEXIMAGE」が、OLや団塊世代のライフスタイルを描いた、新作923点を追加。【DEX creative】にてダウンロード販売開始
http://v.japan.cnet.com/news/release/story/0,2000067550,00020629p,00.htm?ref=rss
団塊世代対象のライフデザインフェア−ゲストに弘兼憲史さんら
http://www.hamakei.com/headline/2599/?ref=rss



拡大するエタノール市場〜原料も拡大するが、国内での需要はどうか?

平成19年5月4日日経新聞9面「エタノール原料キノコで分解」


京都大学などの研究チームが雑木や木屑をキノコで分解する手法を開発した。
従来の方法に比べると格段に低コストで分解を行うことが可能とのことだ。


知ってのとおり現在は一般的にトウモロコシやサトウキビなどからエタノールが
作られている。これに伴いトウモロコシ価格の高騰は目覚しい。


今後は雑木や木屑など様々にその原料が広がり、トウモロコシ、サトウキビ集中は
緩和されそうだ。
もともとバイオエタノールは「木材の糖化」を志向したものだ。
今般の技術により当初の目標が達成されることを強く願いたい。


今般技術の原理の詳細はわからないが、キノコによって雑木を分解するなんて
ことは21世紀の今でなくても、ずっと前からその気になれば出来ていたような
気がする。
原油価格高騰によるエタノール需要の高まりが生み出したものだろう。
「必要は発明の母」などとはよく言ったものだ。


国内のガソリンスタンドでもエタノール混合ガソリンの販売が始まっている。
まだ具体的統計は出ていないが、私は、販売は伸び悩むと予想する。
日本人にとって環境意識は巷で言われるほど強くはない。
同じ値段なら消費者は今までと代わらないガソリンを選ぶことは容易に想像できるからである。
また石油元売にとってもエタノール混合のほうがコストが高くつくということからも
元売各社にとっても多量に販売することのメリットは少ないと思われる。


欧州のようにエタノール混合ガソリンの税率を下げるなど政策的な
バックアップが必要だろう。
エタノール市場はあまりに大きい。中小企業が下手に進出して効果を上げられるかは
大きく疑問である。
もう少し、日本市場の動向を見た上で参入するべきかも知れない。


ただし欧州など環境意識の高い地域への輸出を志向するのならば現在から
参入を期しても良いかもしれない。
今まで石油を燃料にしていたような機器がエタノール燃料に代わっていく
おそらく小さな市場が残されているはずだ。


環境に優しいの?バイオガソリン試験発売開始
http://twobcherry.seesaa.net/article/40396098.html
バイオエタノール&バイオディーゼルってなに?
http://bioethanolbiodiesel.seesaa.net/article/38197124.html
バイオエタノールに減税措置
http://ameblo.jp/kabu2000/entry-10024139012.html



もはや世界の黒澤は誰のものでもない〜DVD販売差し止め

関連記事:平成19年4月3日付日経新聞5面「テレビ番組出演契約多重活用前提に」


黒澤監督の廉価DVDの販売に対し差止提訴がなされた。
著作権法上著作者の死後50年は著作権が保護される(旧著作権法では38年)ことから
提訴されたもの。法律上の運用では当然のことだと思う。


しかし、世界のクロサワの著作権を東宝が主張するということ果たして妥当なものか。
東宝はクロサワで、もうずいぶんと美味しい思いをしただろう。
クロサワ映画が既にパブリックドメインになっているという被告の
主張もある程度うなづける。


今後、テレビ番組をはじめ映像コンテンツは多重利用(マルチユース。
CS放送・ネット配信・DVD販売などへ二次的に利用すること)がますます進んでいく。
現行の著作権法をそのまま当てはめてしまうと、非常に窮屈で二次利用進展を阻むものとしか
考えられない。


経団連はマルチユースを効率的に進めるべく、ガイドラインを作成した。
それまでは出演者との交渉が手間取ったりして、マルチユースが思うように進まなかった。
業界が追随する可能性が高く、注目できる出来事だ。


折りしも海外でイギリスEMIが無断コピー防止プロテクトをつけない状態で
音楽配信を行うと発表した。利用者はダウンロードした楽曲を多様な場面で聴くことが可能になる。


著作権保護を手厚くすることは生産者にとって生産意欲を促すかもしれないが、
利用者はコンテンツを利用する意欲を失っていく可能性をはらむ。
双方が納得できるレベルまで保護の手を緩めても良いのではないだろうか。
著作権者は保護されねばならないだろうが、死後まで保護される必要はない。
死後まで保護されるとすれば実質的な相続と同じで、成果の再分配が進まない。


死後50年も経った映画を見たいと思う人間が多くいるだろうか。
マニアはいるかもしれないが、おそらくそう多くはないだろう。


間違いなく現行の著作権保護は行き過ぎである。



 


著作権保護期間の延長、賛否両派が議論
http://nikkeimedialab.jp/blog/2007/03/post_87b4.html
著作権保護期間の延長問題に関して
http://furukawablog.spaces.live.com/Blog/cns!156823E649BD3714!7568.entry
黒澤8作品の格安DVD販売 東宝が差し止め求め提訴
http://d.hatena.ne.jp/misola/20070402/1175521048
黒澤明監督作品、廉価販売業者を東宝が提訴。著作権の期限は
http://yoikonoheya.jugem.jp/?eid=592
EMI Group、iTunes StoreでDRMフリーの楽曲を販売へ
http://www.web-smile.com/jissenkigyou/archives/001250.php



加護ちゃんとペコちゃんのブランド的異質性
平成19年3月28日付 日経新聞
「山崎パン傘下で再出発」

加護ちゃんがまた喫煙をしたらしい。引退までトントンと話は進んでしまった
どの事務所も引き受けたがらないだろうと言われている
一方、同じく大問題を起こした不二家。
こっちの方はなんとかカタがついた。傷ついたペコちゃんブランドも
時が経てば復活する
との見込みもあるのだろう。
チョコやキャンデーなど山崎が持っていない強みを簡単に手に入れられるのも大きい

一方、加護ちゃんの場合はどうか
こっちはペコちゃんと違い傷が言えることはなさそうだ。
そもそも今回の問題の急所は未成年が喫煙していたというところにはない。
加護ちゃんという清純派アイドルが煙草を吸っていた
ということが問題なのだ。

加護ちゃんが成人してたところで、煙草を吸えば問題なのだ。

しかも今度は二度目。どうやら好奇心と言うわけではなさそうだ。
清純ロリ系のイメージが完全に崩れてしまった。
ペコちゃんと違い人間のしかもアイドルとしての旬はあまりに短い。
時間が忘れさせてくれるというわけにはいかない

いっそのことイメージを打ち壊してセクシー系よごれアイドルになるなんとのは
面白いかと思う。いまのところ、キャラがかぶりそうなアイドルはいないし
かなりいい線行きそうだと思う

どこかの事務所にこんなブルーオーシャン戦略を推進しようというところが
ないものだろうか
タバコを吸って補導されることによる事務所がこうむるリスクもあと一年もして
加護ちゃんが成人すればなくなるわけだし、動いてみても面白いと思う。


【加護ちゃん思い出をありがとう!?】加護ちゃん 2度目喫煙で解雇、引退へ
加護亜依引退

山崎パン、不二家を傘下に 35%出資、役員6人派遣
不二家、山崎パングループへ